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2025/6/7

抹茶のはじめ方ガイド:初心者でも安心、買い方と選び方の基本

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こんにちは、茶人みならいです。

最近は、抹茶スイーツやラテの人気もあって「抹茶が気になってきた」という声をよく聞きます。でも、自分で抹茶を点てて飲んでいる人はまだまだ少ない印象です。

その理由のひとつが、「どこで買えるの?」「どう選べばいいの?」という最初の壁かもしれません。

この記事では、抹茶に興味がある初心者の方に向けて、

  • どこで買える?
  • いくらくらいが目安?
  • どれを選べばいい?
  • というポイントをやさしくまとめています。この記事を読んで「ちょっと試してみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。


    どこで買えるの?入りやすい場所から始めよう

    まず最初のハードルは「どこで買えばいいのか分からない」ということ。

    いちばん安心なのは、お茶の専門店(=お茶屋さん)です。Googleマップで「抹茶 茶葉」などと検索してみると、意外と近くにあるかもしれません。

    ただ、初めてだとちょっと入りにくい…という方も多いはず。そんなときは、以下の選択肢がおすすめです:

  • デパ地下
  • ネット通販
  • 特にネット通販は、茶道の先生たちもよく利用しています。また、スーパーなどでも製菓用の抹茶が手に入ることがありますが、飲用としてはあまりおすすめしません(後述)。まずは気負わず、探しやすい場所から始めてみましょう。


    抹茶には種類がある?「薄茶」と「濃茶」の違い

    抹茶はすべて同じに見えますが、実は「薄茶(うすちゃ)」と「濃茶(こいちゃ)」という違いがあります。

  • 薄茶
  • 濃茶
  • また、飲用とは別に「製菓用抹茶」として販売されているものもあります。

  • 製菓用
  • 初心者の方は、まずは薄茶用の抹茶を選ぶのがおすすめです。

    お店で「薄茶用ですか?濃茶用ですか?」と聞かれたら、「薄茶用で」と伝えれば大丈夫ですよ。


    価格はどれくらい?失敗しない目安は「40g 1200円〜」

    抹茶の値段はピンキリです。1000円以下のものもあれば、3000円以上する高級品も。

    初心者におすすめの目安は、

    40gで1200円以上の薄茶用抹茶

    これはあくまで個人的な意見ですが、だいたいお茶屋さんで売られている商品の中で、一番下のランクのひとつ上くらいにあたる価格帯です。このあたりから選べば、香りや味にしっかりとした違いが出て、「美味しい」と感じやすいと思います。

    もちろん、「もっといろんな種類を試したい」「頻繁に飲みたい」という方は、1000円前後のものから始めてもOKです。実際、私自身は味に慣れているので1000円前後の抹茶を選ぶことが多いのですが、当たり外れは多少あります。

    最初の一杯でがっかりしないためにも、ちょっとだけ良いものから始めるのが安心だと思います。


    茶名(ちゃめい)ってなに?初心者は気にしすぎなくて大丈夫

    お茶にはそれぞれ名前(茶名)がついています。たとえば「松の白」「千代の昔」など、ちょっと格式高そうな名前が並んでいますが……

    茶名=品質の等級とは限りません。

    お茶屋さんごとのネーミングで、味やランクが統一されているわけではないため、初心者のうちはそこまで気にしなくても大丈夫。

    選ぶときは、

  • 薄茶用かどうか
  • 値段が1200円以上かどうか
  • この2点を見れば、基本的には失敗しづらいです。


    実際にどこで買えばいい?おすすめのお茶屋さん

    筆者が実際に使ったことがある、初心者にもやさしいお茶屋さんをご紹介します。

  • 上林春松本店
  • 丸久小山園
  • 星野製茶園
  • LUPICIA(ルピシア)
  • もちろん、地元のお茶屋さんでもOK!気になるところがあれば、気軽に聞いてみてください。


    まとめ:最初の一歩は「気軽にちょっと良い抹茶」から

    はじめての抹茶選びに大事なのは、

  • 薄茶用を選ぶ
  • 40gで1200円以上を目安にする
  • 買いやすい場所からスタートする
  • という3つのポイントです。

    最初の一歩はちょっと緊張するかもしれません。でも、自分で点てた抹茶を飲んでみると、その香りや味わいにきっと驚くと思います。お気に入りの一杯が見つかると、日々の中にささやかな楽しみが生まれます。

    まずは気軽に、抹茶のある時間を楽しんでみてください。

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