こんにちは!茶人見習いです。
最近、抹茶を使ったスイーツのお店が増えて、
私の周りにも抹茶が好きな人が増えている印象です。いい傾向ですね!
ただそれでも自分で点ててみようかなーって人は少ないです。。
やっぱり抹茶に対する「堅苦しい」「難しそう」なイメージが根強いのかなーとも思うのですが、
よく考えたら、抹茶を買いたい人が、どこで、何を買ったらいいのか
わからないのではないか??と思いました。
仮にちょっとでも点ててみたいなーと思っても、
どこに売ってるのかわからないものを始めようとは思わないはず、、
そこで本記事によって
- 抹茶には興味があるけど、どこで買えばいいのかわからない人
- 抹茶には興味があるけど、何を買ったらいいのかわからない人
が抹茶を買って、点ててみよう!というきっかけとなれば幸いです。
(点て方についてはこちら)
抹茶を売っているお店を探す
まずは抹茶を買う店を探しましょう。
結論|お茶屋さんならどこでも大丈夫です!
結論から言うと、基本的にお茶屋さんならどこでも大丈夫です!
Google Mapで「茶」「抹茶」などと検索してみたら、
スイーツのお店に混じって「茶葉販売店」というお店が出てくるはずです。
抹茶をメインで扱っていない店もだいたい抹茶を取り扱ってます。
お店の人に「抹茶ありますか?」
と聞くとだいたい裏から出してもらえます。
お近くに有名なお茶屋さんがあればそこに行ってもいいかもしれません。
近くにない、緊張して入りにくい、そんなときはデパ地下かネットを活用
行ったことのないお店に入るのはやはり緊張しますよね
最近は、店内が明るくて入りやすいお店も増えましたが、
依然として暗くて入りにくい雰囲気のお店もまだまだあります。
そんなとき「デパ地下」は最強です。
抹茶が売っていないデパ地下は見たことがありません。
デパ地下なら、個人店のような特有のドキドキ感は少ないですし、
ついでに抹茶に合う和菓子なんかも買えちゃいます。
デパ地下でも緊張する、そもそも近くにない、という方は
ネットを活用しましょう!
お茶の先生なんかは、主催するお茶会のために、
自分の好きなお茶屋さんの抹茶を取り寄せられることもよくあるそうです。
抹茶の種類
抹茶はざっくり言うとグレードによって値段が変わってきます。
私自身、完全にユーザ側なので、値付けの方法などは知りませんが、
簡単に選ぶ目安を解説します。
抹茶の薄茶用と濃茶用について
実は抹茶には薄茶と濃茶というものがあります。
一般的に飲まれているのは「薄茶」で、薄茶より抹茶を濃くしたものが「濃茶」になります。
抹茶も薄茶用・濃茶用と分かれていることが多いです。
といっても、抹茶そのものが違うものと言うわけではなく、
濃茶用の抹茶は濃くしても飲めるように苦味が少ないお茶
薄茶用の抹茶は適度な苦味を残してくれるお茶
としているようです。
濃茶用のほうが苦味が少ないと書くとそっちのほうが美味しそうな気がしますね。
確かに濃茶の方がグレードが高い傾向があります。
そのため、基本的に薄茶用の抹茶より、濃茶用の抹茶のほうが高いです。
人によっては適度に苦味がある方が美味しいと言う人もいるので、
ひょっとしたら、お茶屋さんでも薄茶用に適度に苦味を残してブレンドしているのかもしれません。
とにかく、抹茶を買うのが初めてで薄茶を飲みたいときには薄茶用のものを選ぶのが懸命です。
お茶屋さんに「濃茶用?薄茶用?」と聞かれたら薄茶用であることを伝えましょう。
お金に余裕がある人も薄茶用の中で高いものを選びましょう笑
茶名について
お茶には「茶名」と呼ばれる特有の名前がついています。
このランクだからどのお茶屋さんでもこの名前と決まっているわけではなく、
お茶屋さんそれぞれで自分たちの抹茶に名前をつけています。
だいたいが、縁起のいい言葉に「の白」や「の昔」をつけた茶名が多いです。
ただ、抹茶の印象をつけているのかもしれませんが、必ずしも味に関係するとは言い難いです。
お茶会をやるときはそういうものにも気を遣うこともあるかもしれませんが、
家で飲む分には、茶名はあまり気にせず購入しましょう。
ちなみに面白いものでは上林春松本店、祖母昔(ばばむかし)という抹茶があったりもします。
茶名の歴史なども調べてみると面白いかもしれません。
個人的おすすめの購入基準
人によってはここからが本題になるかと思います。
色々と書いたのですが、
とにかく「40g当たり1200円以上の薄茶」を選びましょう
理由については後述しますが、先に私が初めて入るお茶屋さんで買う基準について説明します。
私の抹茶の買い方
私が初めて入るお茶屋さんでは
「40g当たり1000円程度のものを買う」
ことだけ決めてます。
お前は1200円じゃないんかい!!ってつっこまれそうな気がしますが、理由を説明します。
実は40g当たり1000円という値段は
おそらく薄茶用の抹茶で最安に近い値段でないかと思います。
お茶屋さんによってもう少し安いのもありますが、
大体は製菓用だったりで割と苦めなことが多いです。
この40g当たり1000円という値段にはお茶屋さんが
「これは薄茶として出せる!」
と思う基準であり、つまりはお茶屋さんの個性がよくあらわれるのでないかと思うんですよね。
だから私自身はこの基準で抹茶を買ってます。
たま~に、苦みが強めだったり、香りが少々物足りないこともありますが、
頻繁に飲む私にとって十分楽しめます。むしろそれを楽しんでる節もありますしね
しかも色々なお店の抹茶を飲み比べるならやっぱり安いほうがありがたいんですよね笑
ただ、初めて点てて飲むとしたら、一度少し高めの抹茶から飲んだほうが失敗が少ないと思います。
その最低限が、40g当たり1200円以上の抹茶ということですね。
当然、お金に余裕がある人はお茶屋さん(特に自社の抹茶を出しているお茶屋さん)で
一番のおすすめなんかを買ってもいいと思います。
やっぱり高い抹茶は間違いなく格別に美味しいです。
日常に飲むのに無理のない価格のものを選びましょう
具体的な購入店
さて、ここで具体的な抹茶を買えるお店をいくつか簡単にご紹介します。
当然全てのお茶屋さん紹介しきれるわけではないので、悪しからず
上林春松本店
あの綾鷹を監修している歴史のある京都のお茶屋さん。
茶師の方もよくテレビで見ますね。
宇治 丸久小山園
こちらも京都のお茶屋さん。
なんとなくですが、町のお茶屋さんでよく売っている印象があります。
星野製茶園
福岡のお店で、八女の抹茶を取り扱っています。
あくまで個人的な印象ですが、八女の抹茶といえば星野製茶園な気がします。
もちろん他にもいっぱいあるんですけどね
LUPICIA
紅茶で有名なあのLUPICIAでも抹茶を取り扱っているようです。
小分けの抹茶や茶筅風マドラーなど、初めてに試しやすい商品が売られています。
まとめ
初めて抹茶を買う際は
- 地図アプリで「茶葉販売店」を調べるか、デパ地下にあるお茶屋さんでOK(もしくはネット)
- お茶は40g1200円以上のものを買えば失敗することは少ない
これだけ覚えて抹茶を買いに行きましょう!!
点て方についてはこちらの記事をご覧ください
別の記事で紹介しているのですが、茶筅がない場合は茶筅も買いましょう。
抹茶を売っているお店にはだいたい売ってます。
初めてなにかに挑戦するときは何だってドキドキするものです。
ただ、美味しい抹茶を好きなときに飲める、これだけで人生が少し楽しくなるのは間違いありません。
ぜひ色々なお店、色々な価格帯を試して、自分の好みの味を見つけていってください!!
それでは楽しいドリンクライフを!
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