こんにちは、茶人見習いです
お茶好きの皆さん、旅行に行ったときに、お茶関係の施設に行きたいけど、スマホで調べても、抹茶スイーツだったり、街のお茶屋さんだったり、、、普段行くにはいいところだろうけど、旅行で行くのはどうかなってところばっかり出てきて困った経験ありませんか?
そんな方のために私が行ったことのあるお茶関係の施設を紹介したいと思います。
今回紹介するのは、福岡市博多区、楽水園というお庭です!
ざっくりとした特徴としては、こんな感じです。
- 博多らしさがある建物(茶室)
- 街中にあり、好立地
- 抹茶の呈茶サービスがある(外で飲むこともできる)
博多に旅行に行かれたときはもちろん、博多駅周辺で働いているビジネスマンがちょっと寄るのにも良いかもしれません。非常に大きな施設でもないので、旅行中に少し時間が余った時にも立ち寄りやすくオススメの場所です!
※旅行に出かける際には、新型コロナウイルス感染防止対策にご留意ください。本ブログはコロナ禍中の旅行を推奨するものではありません。
楽水園の基本情報
住所 :福岡県福岡市博多区住吉2丁目10−7
開園時間:午前9時~午後5時
休園日 :毎週火曜日(火曜が休日の場合はその翌日)、12月29日から1月1日
入場料 :大人100円、小人50円
(変更の可能性がありますので、最新の情報は公式のサイトをご参照ください。)
明治39年(1906年)に博多商人、下澤善右衛門親正が住吉別荘を建てた跡地となります。
福岡市博多区の日本庭園「楽水園について」より引用
親正は、父尚正と親子二代にわたり、家業と並んで福博の発展に貢献した人物で、「楽水」とは、親正の雅号です。
戦後は、旅館「楽水荘」として使用され、平成7年(1995年)に福岡市が池泉回遊式の日本庭園として整備、開園しました。その際に、本園の名称もその由来を受け継ぎ「楽水園」と名付けられています。
回遊式庭園とは園内を回遊して鑑賞する庭園のことで、楽水園も広いお庭を歩いて散策することができました。お庭を使って、外でお茶会を開く野点の会場としても使えるそうです。
楽水園に行った話
去年の某日、博多に転勤になってしまった友人を訪ね、博多に行きました。
お茶に興味のない友人も家からそれなりに近かったため、一緒に行くことに、
訪れてまず一番はじめに驚いたのが、この庭園の立地、地図を見てもわかるように博多駅から徒歩約9分(GoogleMap参考)という近さで、オフィスビルが立ち並び、すぐ近くに車通りもある場所にこの庭園はありました。
正直、直前まで本当にこんなところにいいお庭があるのか不安に思うくらいでした笑
こちらが楽水園を取り囲む博多塀(はかたべい)。
戦国時代、立て続けに起こる戦で廃墟となりつつあった博多の街を、豊臣秀吉が復興のために、瓦などを使って立てた塀だそうです。模様の感じが特殊で見た目的にもとても面白い景色でした。
中も街中とは思えない広さ、野点(屋外でのお茶会)を開催することもできるそうです。人も結構いたのであまり写真は撮れていないのですが、鯉のいる池やなんと滝まであります。
地面をよく見ると、こちらにも博多塀のような装飾がされている飛石がありました。右の写真は花みたいできれいですね!
いたるところにこのような景色が見られたので、どこを歩いても楽しみがありました。
楽水園内にある茶室、楽水庵
庭からは入れないみたいで、外から写真だけとってきました。
500円で抹茶を頂けるということで、折角なのでいただいてきました。その日お茶会をしていたみたいで、少しお忙しそうでしたが、お茶室の中まで入れていただき感謝です。
ここでは泡をあまり作らないタイプの点て方の抹茶ですね。とてもおいしかったです。
まとめ
本記事では博多駅周辺のお茶にかかわる施設の一つとして、「楽水園」をご紹介させていただきました。
私の友人がそうだったように、お近くに住んでいるのに行ったことがない人もいるかと思います。ただ、一緒に行ったお茶にあまり興味のない友人も写真をいっぱい撮っていて、とても楽しんでくれたみたいです。
駅から近く、街中にあるのにゆったりとした時間が流れるような解放感のある良いお庭でした。
博多に立ち寄った際はぜひ足を運んでみてください!
もしを機に抹茶に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
それでは、良いドリンクライフを!
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